口の中は、自分で確認がむずかしい!
皆さま、毎日歯を磨いたり、口腔ケアを続けていると思います。
でも、お口の中って暗くて見えづらい。しかも直視ではなく、鏡で見るしかないので左右も逆になり、わかりづらい。そう思ったことはありませんか?
また、歯の裏側、いちばん奥の歯のさらに奥側など、自分で見ることが難しい部分があります。そして、虫歯や歯周病はその「見えない場所」から始まることが多いのが現状です。
口腔内スキャナーを用いた、お口の中の予防管理
口腔内スキャナーを使うことにより、普段は見えない部分の汚れや、歯の並び方などを確認することができます。磨きにくい場所なども、自分で確認することが可能です。
鏡では限界がある部分も、客観的に見ることができるようになります。
口腔内スキャナーとは?
皆さんは口腔内スキャナーを知っていますか?IOS(Intra Oral Scanner)と呼ばれるもので、小型のカメラを用いて、お口の中を撮影し、口の中の3次元データを保存するものです。
上記の動画のように、お口の中を3Dモデルとしてデータ化することで、自分ではなかなか見ることができない、奥歯のうしろや、前歯の裏まで見ることができます。
初診の患者さま、ほぼ全てにスキャンを実行
みわ歯科クリニック船橋では、初めての来院時に、ほぼ全ての患者さまに口腔内スキャンを実施しています。お子様も、怖がることなくスキャンできる場合が多いです。(怖がるお子様に無理やり行うことはございません)
とくに別途料金などはいただいておりません。
お口の中を3次元で確認してみたい、最先端の口腔内チェックを受けてみたい。そんな方はぜひみわ歯科クリニック船橋での歯科検診にいらしてください。
お口の中をいつでもスマホで管理
当院では、スキャンしたデータを、患者様のスマホで確認できます。
たとえば
・磨きにくい部分をお家で見ながら確認
・歯磨きの仕方を教えてもらった時の復習に
などにご使用ください。
客観的に自分の口の中を見ることで、これまで気づかなかった点に気付けるようになるかもしれません。
患者さんにわかりやすい歯科医院を目指して
みわ歯科クリニック船橋では、歯科医院に来た時だけではなく、「家に帰ってから」もお口の中を確認、歯科医院での話を思い出せるようにしていきたいと思っています。
それは、お口の中の健康を守れるのは「患者さん自身」だからです。
私たちは、患者さんの健康をサポートするサポーター。言い方を変えれば、旅行をお手伝いするガイドのようなものです。
ガイドは、お客様に合わせて様々なプランを提案し、素晴らしい旅行体験をしてほしいと願っています。
「ここに頼んでよかった」
そう思ってもらえるように最大限の努力を尽くします。
私たちも同じです。
患者さんが「ここに来てよかった」を思ってもらえるように、歯と健康に関する様々な情報を共有し、ケアのプランをお話しします。
普段の生活でのケアが上手くいけば、予防は成功したも同然です。
お口の中の状態をご自身でも理解し、治療に取り組めば、その治療も成功しやすくなります。
そのために、みわ歯科クリニック船橋はできる限りの情報の共有を進めています。
口腔内スキャナーはその一環です。
みわ歯科クリニック船橋の最先端の口腔内情報共有、そして、治療・予防のサポート。一度試してみませんか?
詰め物や被せ物の型取り、嫌じゃありませんか?
歯医者で苦手な治療を挙げてください、と言うと必ず挙がってくるのが「歯の型取り」です。これは「印象採得」と言って、お口の中の状態を記録し、噛み合わせを確認したり、詰め物を作成するために必要な治療です。
ところが、嘔吐反射(ウェ!っとなること)が強い方などは、この型取りが大変です。お口の中に型取り材を入れて、硬化するまでまつ(3〜4分)間に、ずっと気持ち悪い感覚を我慢する必要があります。
途中で気持ちが悪くなって外してしまうと、また最初からやり直しとなってしまいます。
普段、頑張ってくれている患者さんには、大変感謝しております。
型取りが不要、最短スキャン3分で終了
当院では、型取りの際に口腔内スキャナーを使用することで、型取りが不要です。固まるまでお待ちください、などの時間がないため、嘔吐反射が強い方でも型取り可能です。(作成物や、部位によって可能な場合と不可能な場合があります)
もし途中で気持ち悪くなった場合でも、途中でストップが可能。またおちついてから続きをスキャンすることもできます。
スキャンによる高精度な修復物の作成
通常、詰め物を作成するためには
2、型取りしたものに、石膏を流し入れる
3、できた石膏模型を技工士さんに郵送する
4、石膏を修復物を作れる形に整形する
5、修復物をワックスなどで作成する
6、ワックスを金属やプラスチックに置き換える
7、置き換えた修復物を調整、研磨する
8、完成した修復物を郵送する
という、たくさんの工程を経る必要があります。もちろん、この工程のどこがズレても、患者さんのお口の中にはピッタリ合いません。熟練の技工士さんがつくる、大変技術のいる方法です。
これがスキャンを用いた方法だと
2、データで技工士さんにお送りする
3、データ上で被せ物をデザインする
4、デザインした修復物を機械によって削り出す
5、削り出した修復物を調整、研磨する
6、完成した修復物を郵送する
と、工程が減ります。つまり、ミスが起きる確率が減ります。さらに、データ上で作成することにより、早く、確実にやり取りができるようになるため、病院、患者さん、技工士さんの3方にとってもメリットの大きい方法です。
セラミック専門技工所との連携
当院はMagi Dental Systemsという、セラミック&CADCAM専門の技工所と提携しています。この技工所は当院院長 三輪の実弟が代表を務めており、常に密な連絡を取り合っています。
代表 三輪 典久は日本大学歯学部付属歯科技工専門学校の非常勤講師を務めており、後進の育成に携わりつつ形や、色、模型と作成物の適合など、高いクオリティでの仕事をしていただいております。詰め物、被せ物などは、責任を持って作成いたします。